
インフレの影響が続くなか、ニュージーランド政府は2026年3月からスーパーアニュエーション(NZ年金)および退役軍人年金の受給者を対象に、週払いの支援額を増額することを正式に決定しました。現在のインフレ率は3.1%と準備銀行(RBNZ)の目標レンジを上回った水準にあり、食料品や光熱費の値上がりが年金生活者の家計を圧迫している状況への対応です。
NZ年金(スーパーアニュエーション)は65歳以上のニュージーランド市民または永住者が受給できる制度で、原則としてNZに10年以上(うち5年は20歳以降)居住していることが主な条件となっています。今回の支援強化により、年金のみを収入源とする高齢者の実質的な購買力が一定程度守られることが期待されています。
日本からNZに移住した高齢者の方にとっては、市民権や永住権の有無によってこの支援を受けられるかどうかが変わります。すでに永住権を取得している方は、Work and Income NZ(workandincome.govt.nz)に連絡をし受給条件を改めて確認してみることをお勧めします。
