
ニュージーランド最大のオンライン売買サイトTrade Meは、一般商品カテゴリーで課してきた「成功手数料(success fee)」を廃止する新しい料金体系を導入すると発表した。成功手数料は、商品が売れた際に販売価格の一定割合を徴収する仕組みで、これまで一般商品では販売価格の約7.9%(上限あり)が課されていた。
RNZによると、新制度ではこの成功手数料が撤廃され、特に個人のカジュアルな出品者にとってコスト負担が軽くなる見込みだ。Trade Me側は、より多くのユーザーに出品してもらい、サイトの取引量を増やすことが狙いとしている。
近年、ニュージーランドではFacebook Marketplaceなど無料で出品できるプラットフォームの利用が拡大しており、Trade Meは価格面での競争に直面していた。従来の成功手数料制度では、商品価格が高いほど手数料負担が増えるため、個人売買では他サービスへ流れる動きも指摘されていた。
今回の変更により、ニュージーランド在住者が家庭の不要品をオンラインで売る際のコストが下がる可能性がある。特に日本人居住者にとっても、家具や家電、子ども用品などを帰国前に処分したり中古品を売買したりする際のハードルが低くなるとみられる。一方で、Trade Meは今後も安全性や詐欺対策などのサービス維持に投資するとしており、無料化がどこまで利用者増加につながるかが注目される。
