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【注意】オークランド・パパトエトエで「ミバエ」発見。果物・野菜の移動制限が開始

ヘイズ藤田 咲2026年2月26日3分で読める
【注意】オークランド・パパトエトエで「ミバエ」発見。果物・野菜の移動制限が開始

ニュージーランド第一次産業省(MPI)傘下のBiosecurity New Zealandは、オークランド南部のパパトエトエ(Papatoetoe)に設置されていた監視用トラップから、1匹の「オリエンタルミバエ(Oriental fruit fly)」のオスが発見されたと発表しました。

これを受け、当局はさらなる繁殖や拡散を防ぐため、該当地域において果物および野菜の移動制限措置を即座に導入しました。

■ 移動制限の内容と対象地域 現在、パパトエトエの一部地域において「管理区域通知(Controlled Area Notice)」が発令されています。

  • 対象エリアにお住まいの方・勤務されている方: 庭で採れたものや購入したものに関わらず、生の果物や野菜を区域外へ持ち出すことは法律で禁止されています。
  • 生ゴミの処理: 区域内(Zone A)の住民は、果物や野菜のカスを家庭用コンポストに捨てないよう求められています。当局が設置する専用の廃棄ビン、またはディスポーザーを使用してください。

■ なぜ「ミバエ」が問題なのか? 今回発見されたオリエンタルミバエは、300種類以上の果物や野菜に寄生し、農産物を腐らせる非常に破壊的な害虫です。 人への健康被害はありませんが、一度ニュージーランド国内で定着してしまうと、年間数億ドル規模を誇るニュージーランドの園芸・農業分野に甚大な経済的ダメージを与え、国際貿易にも影響を及ぼす恐れがあります。

■ 私たちにできること 当局は現在、トラップの増設や戸別訪問による調査を強化しています。

  • 持ち出さない: 「迷ったら持ち出さない(If in doubt, don't take it out)」を徹底してください。
  • 通報: 普段見かけない虫や、果物の中にマゴット(ウジ)のような幼虫を見つけた場合は、すぐにMPIの緊急ホットライン(0800 80 99 66)へ連絡してください。

先週、マウント・ロスキル(Mt Roskill)でのクイーンズランドミバエに対する規制が解除されたばかりですが、今回の発見はそれとは無関係とされています。地域住民の皆様は、当局からの最新情報に注意を払い、バイオセキュリティへの協力をお願いいたします。